朝の太陽は痩せるパワーの源

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意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、朝の太陽の光は中年太りとも大きく関係しています。
今回はその点について睡眠の面からみていきたいとおもいます。

1. 覚醒と睡眠の仕組み

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私たちの脳内では朝起きて太陽の光を浴びると目から入った信号が伝えられ覚醒ホルモンであるセロトニンが作られます。
(太陽を直接見るという事ではありません。太陽を直接見るのは目にとって大変危険ですから絶対に行わないで下さい。太陽の光を浴びて明るさを感じるだけでよいです)

そして夜になるとセロトニンは眠ホルモンであるメラトニンに変化して眠気を催します。

これは脳内にセロトニンが不足するとメラトニンが十分に分泌されないという事を意味しており、
セロトニンとメラトニンは表裏一体の関係といえるのです。

 

わざわざ太陽の光を浴びなくても蛍光灯の光でもいいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが蛍光灯の光ではセロトニンは活性化されません。

蛍光灯の光はせいぜい100~250ルクスで太陽光はその10倍から100倍の照度があります。
セロトニンを活性化させるには、2500ルクス以上の照度が必要といわれています。

 

2. セロトニンが不足するとどうなる?

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セロトニンが不足するともちろん上記のようにメラトニンが十分に分泌されず、眠りが浅くなって熟睡できないなどの睡眠トラブルが起こります。

夜10時ごろ~午前2時ごろまでに深い眠りについている事によって最も活発に分泌されるはずの「成長ホルモン」が十分に分泌されず細胞が老化して中年太りしやすい体になる、シミ・シワ・たるみができやすくなる、皮膚や内臓の細胞が受けた傷が治りにくくなるといったことが起こりやすくなります。

それだけでなくセロトニンが不足すると気がめいったりふさぎ込んだりして日常生活にも支障が出たり、食事をしても脳の満腹中枢にその情報が伝わりにくく食べ過ぎによ中年太りを招きやすくなります。

 

さらにセロトニンは過度なストレスを受けることによっても、その働きが悪くなります。
うつ病はセロトニンの減少が原因と考えられています。

 

セロトニンを十分分泌させるには朝に太陽の光を浴びることに加え、
ウォーキング・ジョギング・自転車こぎ・スクワットなど一定のリズムで行なう運動を行う事、
パートナーや家族、ペットとのスキンシップなども
効果的です。

 

3. 「体内時計」を規則正しく働かせる

私たちの体には1日のリズムをとる「体内時計」の機能があり、これによって眠りをコントロールしています。

実は「体内時計」はなぜか1日25時間周期で回っており、朝に太陽の光を浴びることによって1日24時間の生活リズムに毎日リセットしています。

この「体内時計」を調整しているのがセロトニンでありメラトニンであるわけです。
「体内時計」が狂うとセロトニンやメラトニンが正常に働く睡眠リズムも狂ってしまします。

3-1. セロトニンやメラトニンを働かせて「体内時計」をリセットするのには以下のような点にも注意しましょう。

3-1-1. 起床時間を変えないでつも同じ時刻に起きて太陽の光を浴びる

 

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休みの日だから或いは寝るのが遅くなったからといっていつもより遅くまで朝寝すると体内時計が狂うので起床時間を変えないでいつも同じ時刻に起きて太陽の光を浴びるようにしましょう。

日中眠気がどうしても襲ってきた場合は15-20分程度の昼寝をしましょう。それ以上長い昼寝は体内時計が狂う原因となってしまします。

尚、朝の太陽は20~30分が目安です。
それ以上長く太陽光を浴び過ぎると疲れてしまって逆効果になりますので注意が必要です。
朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びることに加えて、
・朝日が差し込む部屋でヨガなどをして体を動かす。
・朝日を浴びながら洗濯物を干す。
・朝日が差し込む部屋で朝食をとる。
・通勤時の電車やバスの窓から差し込む朝日を浴びる。
・通勤でひとつ手前の駅で降りて朝日を浴びながら歩く。
など
色々と工夫して朝日を浴びる時間を確保してみましょう。

 

3-1-2. 寝る前の光をコントロールする

 

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パソコンやスマートフォンから発せられる青い光であるブルーライトは人が目で見ることができる光のうち最も強いエネルギーを持っていると言われています。

ブルーライトの刺激が強いと脳におけるメラトニンの分泌が抑えられ体内時計が狂って眠りが妨げられてしまいます。
寝る前のパソコンやスマートフォン使わない事が一番ですが、ブルーライトカット眼鏡やフィルターなど使ってブルーライトを緩和するといった工夫もしてみましょう。
また同様に部屋はできるだけ真っ暗にして寝る方がメラトニンの分泌が抑えられず深い眠りにつくことができます。

 

3-1-3. 寝酒とカフェインをやめる

 

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アルコールは脳を興奮状態にします。
またコーヒー、緑茶、ウーロン茶、栄養ドリンク、コーラなどにはカフェインが含まれています。カフェインは30分程度で脳に覚醒作用をもたらし、その作用は4~5時間続きます。
これらは寝つきが悪くなって起きる時間がいつもより遅くなりがちで体内時計を狂わす原因になります。

 

4. 「明日の夜何時に寝るか」を決めよう

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ここまでの事を頭に入れた上、良質な睡眠をとるため本ブログのホーム(トップページ)の睡眠の項にある以下のことを今一度確認してみましょう。

『我々の体は朝、太陽の光を浴びてから14~16時間で誘眠ホルモンであるメラトニンが増え始め次第に眠気を催します。

そこで明日の朝「何時に起きよう」と決めるのではなく明日の夜「何時に寝よう」と決めた上、メラトニンの分泌が始まってから十分に分泌されるまでの時間も考慮に入れて、寝ようと決めた時間から15~17時間前に起きるようにしてみましょう。
例)
明日の夜11時に寝ようと決めたら朝6~8時の間に起きる

但し成長ホルモンが最も活発に分泌される為には夜10時ごろ~午前2時ごろまでに深い眠りについている事。』

 

5. まとめ

中年太りのダイエットを考えるにあたって睡眠中に成長ホルモンを多く分泌させる事、その為に太陽の光とセロトニン及びメラトニンの連携がいかに重要であるかおわかり頂けたと思います。

成長ホルモンが不足すると中年太り、お肌のツヤが悪くなる、疲れがとれないなどの老化がすすみやすくなります。

あなたも早速、食事運動とともに良質な眠りでダイエットしてみませんか。

 

最後にちょっと追加~太陽崇拝

古代エジプトや南米のインカ帝国などに数々の太陽崇拝が見られます。

古代の人々が朝の太陽の光を浴びることによるセロトニンの分泌といった科学的な事をわかる術はもちろんありませんが、朝の太陽がもたらす睡眠や健康への効果はきっと実感していたのでしょう。

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