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食事
食事制限ダイエットの落とし穴とは
食事
短期間で痩せようと極端な食事制限によるダイエットを
する人がいますが、それは正しいダイエットとは言えません。
その問題点とは?
1. 極端な食事制限ダイエットをすると
短期間で痩せようと何日間も僅かな食事だけで過ごすような極端な食事制限に頼ったダイエットは、たとえ一時的に痩せることができたとしても決しておすすめはできません。
それは、運動せずに極端な食事制限によって行うダイエットでは、体脂肪を落とすのみならず筋肉量も落ちてしまうからです。
筋肉量と基礎代謝量は相関関係がありますので、筋肉量が落ちるという事は基礎代謝量も落ちるという事を意味します。
また基礎代謝量が落ちればエネルギーの消費能力が落ちてしまいます。
(体が飢えに対応するためにできるだけエネルギーを使わずに溜め込んでおこうと基礎代謝を落として調整するわけですね)
2. リバウンドの仕組み
痩せて体重が落ちた事に満足して、再びダイエット前と同じような食事をするとどうなるでしょうか?
何日も僅かな食事だけで過ごすしてきてすでに基礎代謝量が落ちているわけですから、以前にも増して取り入れたエネルギーが余って処理しきれなくなります。
そしてその分が体脂肪に置き換わってリバウンドしダイエット前より更に太ってしまうということが多いのです。
極端な食事制限で痩せるというのは、しょせんは一時的なものなのです。
また基礎代謝量が低下してくるとエネルギーの消費能力が落ちて体内で老化がおこりやすくなり中年太り(肥満)のみならず糖尿病、脳卒中、心臓病、ガンなどの原因ともなりえるのです。
3. 適切な食事と運動
このように極端な食事制限によるダイエットはリバウンドや体内の老化を招きやすいので、活性酸素や糖化などに気を付けた適切な食事とウォーキング、筋力トレーニング、ストレッチなどを中心とした適切な運動を組み合わせた、たとえ少しづつの減量でも無理せずゆっくりとリバウンドしにくい確実で健康的なダイエットを心掛けたいものです。
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